「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」ってのは松浦清という江戸大名の言葉だそうだ。
この言葉好きだなあ。自分の名言集に登録。
名言というのは大抵の場合、自分が何をやっていようと必ず自分にも当てはまるものである。
すなわち、絵なんかでも、うまくいく時はなんでそうなったかわからないが、まずくいっちゃった時は、あ、ここで(orあれで)間違った、とか振り返るとハッキリわかる場合が多い訳ですね。
わかってるならやらなきゃいいじゃん、と言われそうだが、そのまずいことをやろうとしてる時あるいは現にやっちゃってる時は「もしかしてうまくいくかも・・・」と思ってたり、それ以前に手癖だったり感覚や感情(感情の時が多い・・)にひっぱられて自己統制できずにやみくもに手をだしちゃうというそういう状況になっているのです。
一方うまくいった場合の過程というのはあまりにも精妙でいろんなことを過ちを犯さずやっており、もはや体調や運などもがっつり関わっているために、振り返るのがとてもむずかしいのである。
今日友達と電話で交わした会話。
「絵描くのってむずかしいよね。」
「うん、でも簡単すぎたらつまんないよね。」
だからとりあえずは、「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」っていう状況も、よしとしておくことに、決めた。